こどもたちは、周囲の豊かな自然の中で生き物を捕まえたり、砂や水、草花で遊んだり。 五感をめいっぱい使って好奇心を満足させています。0才から6才までのこどもたちが、影響し合いながら毎日を楽しみ、育ち合っています。
こどものありのままを受け止め、
ひとりひとりの育ちの芽を大切に育む保育園です。
こどもたちだけでなく、職員も親も共に学び、お互いの成長を助け合いながらより良い保育の在り方を目指していきます。
自分で生活する力の基盤
ぼく、わたし、できるよ!
衣服の着脱から始まり、自分のものを、みんなのものを大切にする心を育てます。また規則正しい生活が基本になります。
たてわり保育
みんな一緒にあそぼ!
年下の子が年上の子をまねることで自然に生活が身に付きます。助け合ったり、ケンカしたり、仲直りしたり、人と関わる力が育ちます。乳児と幼児と一緒に育ち合う保育です。
砂・水あそび
たのしいね!
砂場では砂に水を加えることで、いろんな変化を楽しみながら想像力を膨らませます。夏場はプールで、思いっきり水に親しみ、遊びます。
リズム運動
体を思い切り使って生き生きとしなやかに
乳幼児期に体と心の基礎をしっかりつくってもらいたいと考えています。
そこで体を思い切り使って遊ぶことを大切にし、リトミック、自由表現等のリズムあそびを生活に取り入れています。
乳児は幼児のすることを模倣する中で曲に合わせて体を使って遊ぶ事の心地よさを体験し、幼児は自分で体をコントロールする力(人と関わる力や立ち直る力、物事を前向きにとらえる力など)へつながっていきます。
また、友達と呼吸を合わせて楽しむ集団遊び、保育士の弾くピアノに合わせて走ったり止まったり方向転換してまた走る事、こどもたちは自分で考えて表現することを楽しんでいます。
卒園期になると、自分の体をイメージし手や足の指先までもしなやかにコントロールする力がつき、側転、ポルカ、縄跳び、跳び箱、荒馬、ちょうちょなどの難しいリズムにも挑戦しています。
最近では、こけても手が出ない、ボールが飛んで来てもまぶたをとじない等、自分の身にかかる危険から身を守ることができにくくなっているこどもたちが増えているといわれています。
リズムは、危険を瞬時に感じ取り逃れる俊敏性を養ったり、創造力や実現力を発達させる一つの力になると考えています。
共同保育園
親と職員が一緒になってこども中心に
共同保育園とは、ひとことで言えば、親と職員が対等の立場で、共に運営している保育園です。保育の中身、保育料、給食、行事など、親も一緒に決めていきます。経営者が利益を得る保育園ではないので、こどもを中心に考えることができるのです。
例えば、こどもの数に対する職員の数は、国や自治体の基準より多くなっています。
親のニーズと、職員が感じるこどもにとってのニーズを、直接やりとりするのが「共同保育」というシステム。こどもの森ならではの様々な取り組みは、この中で深められてきました。
また、保護者手作りの縁側、日よけ屋根、プール、花壇、そして園の歌・・・誰が強制したわけでもなく、子どもたちのために「つくろうよ、やろうよ」と親たちが声をあげ、保育園を盛り上げてきました。
なぜか居心地が良く、好きになってしまう、卒園してもまた集まる保育園、それはきっと「親も主人公」の共同保育園だからではないでしょうか・・・。
それは、大人たちもここで、親として仲間とともに育ちあってきたからなのかもしれません。